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縄文笛 staff blog

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嬉しいです。

日頃、応援くださっているk様には、今年6月に伊勢原「オリーブの樹」様(イタリアンレストラン)をご紹介頂き、ライブをさせて頂きました。また長年ネパールへの教育支援活動をされているボランティア・サークル「チョラチョリ」(福原様ご夫妻主宰)や、東北の保育園へのご寄付の品として、当方のオリジナルグッズ「縄文笛」を選んで下さるなど大変光栄なことでありました。後日、現地のお子様たちが喜んでいらっしゃるとの嬉しいご報告を頂戴しました。大変に、お忙しいk様にご無理を申し上げ、ご寄稿頂きました。ここにご紹介させていただきます。

縄文笛は、大磯「海の見えるホール」で初聴(‘09年9月27日)。かわいい小さな縄文土器風な笛を一つおみやげにした。それから東日本大震災三回忌、福島支援ツアーに参加後、ひょんなことから岩手県野田村保育所へ、宮沢賢治の会に同行するはめとなり、その手みやげに突然ながら喜納ゆかりさんへ電話し、25ヶ程お譲りねがい子どもたちへ届けた。加えて今春、ネパールへ福原先生ご夫妻、「オリーブの樹」米山さんも同行と小耳にし、手づくり小学校の生徒さんたちへお届けいただく。
 笛の音に魅かれ、観能の栄を味わいつつ、楽器に触れる好機なくも、拝聴するのは大好きである。今は亡き小泉文夫先生による世界の民族楽器演奏会は欠かさず参加、シルクロードの終着点なる日本における古楽器は、実に楽しい形と音色であり、若くしてなくなられ惜しいかぎり。
 もう一つ石笛は、島根県斐伊川在住の、神楽も舞い各種の笛も吹かれる方を、奈良高畑町在住、平泉毛越寺延年舞(二十日夜)で、ご一緒になったおばさまに誘われて拝聴したその音色が忘れられない。出雲の海岸で入手したとの話し石笛が彼を呼んだような、偶然そこを通りかかり見つけた必然とも思われる石笛との出合い!!に謎めく不思議さを想った。
 6月7日「オリーブの樹」縄文笛コンサートは、七時雨の方お二人に、読書会のお二人も急ながら参加して下さり嬉しいひとときを感受、フルートの演奏後、形も様々ないくつか、穴があいているものなら、何でも音色を吹き出せる芸に驚き、その微妙な音色にこころ震える。「どんぐり」に穴をあける。ちくわはそのまま。くちびるの触れ方、肺活量、空気や吸い込み方で吹き込む微妙な差異が変容する。面白おかしくトークも変えながらあっという間の2時間であった。白い貫頭衣風な衣装に足首へ結んだ鈴の輪も鳴らしつつ、大きさ
もいろいろちがう形の楽しい演奏会となった。ふと中学1年時音楽の授業で「音楽とは?」の命題に対し、指名されて答えたのは、「文字通り『音』を楽しむことだと思います。」と言って教師に大笑いされた教室風景が浮上。が現在に至るも私の音楽享受は変わらない。情けないことながら、気持ちよさ、ここちよさのみで拝聴するばかりだが、笛はその最たるものの1つである。
 斐伊川の石笛も今回の縄文笛も、人間の心臓や肺、指、くちびるなどがかもす、得も言われぬ微妙な音色に、心より傾聴した時空間に拍手、敬服する。両てのひらにほっくり包まれ、抱き寄せるかに発する色々な響きに、風のような、静かな海の波音か、はたまた七色の虹ふり注ぐかの、小鳥の叫びあう声音か、星のささやきか、恋人同士や赤ちゃんの頬ずりか、宙にかける一陣の舞扇か、空想の像容は自由である。ものごとをすぐうち忘れるタチながら、独特な印象深い縄文笛は是非また拝聴したく期待している。

       謎めく縄文時代の好きな しらかみ女人のつぶやき          2014・6・22

当局オリジナルグッズ 「縄文笛ペンダント」と「縄文小笛 祈り姫」です。
嬉しいです。_b0207141_22113417.jpg


ネパール ジャナセワ セカンダリースクール 「縄文笛を喜ぶ少女」
こんなに喜んで下さり, 嬉しいです。
嬉しいです。_b0207141_22214753.jpg

by ki-na_star0903 | 2014-09-01 22:23 | スタッフ つぶやき…